アスリート雇用2023-10-18T14:40:47+09:00

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喜納 翼 KINA TSUBASA

PROFILE:
1990年5月18日生まれ
競技種目:中長距離、マラソン
出身地:うるま市

学生時代はバスケットボール選手として日々トレーニングに明け暮れていた。
中学・高校生のときには沖縄県代表選手に選出された経験がある。
大学1年時、自主トレーニング中の事故により、下肢完全麻痺となり車いす生活が
始まる。
入院生活を経て復学するも、スポーツからはいったん遠ざかった。

大学卒業後2013年に車いす陸上に出会い、疾走感に魅かれ競技を始める。

実績紹介

■喜納翼マラソン記録

【2023年】
・3月5日 東京マラソン2023 2位
・3月12日 名古屋ウィメンズホイールチェアマラソン2023 1位
・3月26日 第2回オール陸上競技記録会400m1分1秒90、1500m 3分46秒50
・4月23日 2023 TCSロンドンマラソン 9位
・6月4日 2023 仙台国際ハーフマラソン 1位
・7月2日 ゴールドコーストマラソン 2023 1位
・8月27日 はまなす車いすマラソン 2023 1位 NR
・9月17日 2023 シドニーマラソン 2位
10月15日 東京レガシーハーフマラソン 2023 1位
・11月19日 第42回大分国際車いすマラソン

【2022年】
・東京マラソン2021
1時間40分21秒(1位)

【2021年】
・東京2020パラリンピック
1時間42分33秒(7位)
・第40回記念大分国際車いすマラソン大会
1時間40分13秒(1位)

【2020年】
・大分車いすマラソン2020
1時間41分24秒(2位)
・東京マラソン2021
1時間40分00秒(1位)

【2019年】
・第39回大分国際車いすマラソン大会
1時間35分50秒(2位)※アジア・日本記録
・2019ソウル国際車いすマラソン(韓国)
1時間41分12秒(1位)
・2019WPAマラソン世界選手権大会(イギリス)
1時間51分22秒(4位)

【2018年】
・第38回大分国際車いすマラソン大会
1時間39分36秒(1位)
・東京マラソン2018
1時間46分17秒(3位)
・2018WPAマラソンワールドカップ(イギリス)
1時間52分19秒(5位)

【2017年】
・東京マラソン2017
1時間46分11秒(5位)

【2016年】
・第36回大分国際車いすマラソン大会
1時間44分56秒(1位)※マラソン初レース

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喜納翼選手からのコメント

日頃より応援いただき誠にありがとうございます。
きついとき、苦しい瞬間、応援の声やメッセージなどを思い出し、なんとか踏ん張ることができたり、皆さんへ良い報告をしたいという思いがモチベーションにつながったりと、いただく応援がとても力になっております。本当にありがとうございます。

2023年は3月の東京マラソンを皮切りに多くのレースにエントリーしました。ほぼ毎月大会があり、ハードなトレーニング年となりました。

東京マラソンでは、当時世界記録保持者であるマニュエラ・シャー選手(スイス)をはじめ、東京パラリンピックのマラソン金メダリストであるマディソン・デロザリオ選手(オーストラリア)など、各国から実力者が集う中、スピードレースが想定されたため遅れをとらないように気合を入れて臨みました。結果、私自身、これまでの東京マラソンと比べても記録を伸ばすことが叶わず、苦しいシーズンスタートとなりました。
 
その後、トレーニングも兼ねて海外レースにも積極的に参加し、4月のロンドンマラソン(イギリス)をはじめ、ゴールドコーストマラソン(オーストラリア)、シドニーマラソン(オーストラリア)と3本の海外遠征を積んできました。
オーストラリアのレースは2本とも初参加の大会でした。ゴールドコーストではレースの雰囲気が他の大会と比べても大きく異なっていました。一般ランナーとの距離が近く、一緒に走っているような感覚になって“走ることの楽しさ”を感じさせてくれるような大会でした。
シドニーマラソンでは起伏が激しく、未舗装のコースやテラスコースがあったり、石畳や路面電車のレールに要注意だったりとバリエーションに富んだコースになっており、タイムよりもレーサーの操作やテクニックなどが鍛えられた大会でした。海外のレースは新鮮さもありつつ、日本とは異なる道路事情、気候条件などに影響も受けながら経験値を上げることができたと思います。

そして8月のはまなす車いすマラソン(北海道)では、ハーフマラソンとしての自己ベストを更新しました。さらに従来のハーフマラソン日本記録を11秒更新、日本記録を樹立することができました。マラソンは気象条件が大きく影響する競技なので、どれほど調子が良くても悪天候だとなかなか記録はでません。このときはいい風が吹いていて、その風をうまく利用することができた結果出た記録でした。
一方、先日の東京レガシーハーフマラソンは気温がグッと下がり土砂降りの雨が降る中でのレースとなりました。コースが良かったこともあり記録を狙いたかったのですが、タイム的には厳しい結果となりました。その中でもこれまで勝ったことのない土田選手に最後まで追い越されずに踏ん張れたのはひとつの収穫でした。

そして、2023シーズンラストのレースは来月の大分国際車いすマラソンです。海外のトップランナーも多くエントリーしていると伺っています。ハイペースが想定されますが、今シーズン走りこんだ成果が出せるよう、最後の調整を行い万全の状態で臨みたいと思います!

冒頭でもお伝えしたように、皆さんからの応援が本当に力になります。選手として一番うれしいことは応援してくださる方が喜ぶ姿なので、みなさんへ良い結果を報告できるようにこれからも精進してまいりたいと思います。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!

2023年10月吉日 喜納 翼

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