こんにちは。
スタッフの金城です
今日はジョギングサークル浦添に行ってきました~
ジョギングサークル浦添は、
RSSの中でも多様性のあるクラブで、
小学生から大人まで、
障害種も程度も様々な人たちがそろっています
その中に、ある当事者(以下Bさん)がいて、
Bさんは私がRSSに入ったころ、
他害が課題として挙がっている方でした。
初期のころは、手登根さんと二人、
原因を探り、様々な対応を試し・・・
ということを繰り返していましたが、
いつの間にか、他害が見られなくなっていました。
最後に他害があってからもう2年以上経つかな~
私は、その要因として
コミュニケーションの確立・増加
があるのではないかなと思っています。
最初は、ハイタッチから入り
今では、「かんぱ~い」
「手かいかいする?」
「おいしい?(お水)」
といったような要求行動が増え、
スタッフからの
「体操するからみんな呼んできて」
といった言葉かけに対しても
「体操するよ~」
とみんなを集めるような様子が見られます。
コミュニケーションが増えたことによって、
確実に気になる行動が減った!
彼自身が、周りの人が気にかけてくれる安心感を感じ、
コミュニケーションの幅が広がったからでは?
私は、このコミュニケーションに関して、
別に言語にこだわらなくていいと思っています。
意思疎通が目的であって、
言葉はあくまでも手段だから。
だから、カードが理解しやすければカードを用いる。
それも、絵・写真どちらがよいのかはそれぞれですよね。
実は自閉症の方でも手話のほうが使いやすいのかも。
そんな感じで、支援者がもつコミュニケーション手段を
増やしていくことが大切なのではと思っています。
学校現場においても、低学年ではカードを使っていたのに、
高学年に上がるにつれて、
文字に置き換えるといったことは
当たり前に見られることだと思います。
もちろん、学校は教育を行う場なので、
必要なことなのかもしれませんが、
本当に、手段を変える必要があるのか、
タイミングは今でいいのか、
しっかり検討する必要があるのかなと思います。
手段を使って、コミュニケーションを増やす。
私自身も、意識していきたいことだなと思っています。
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