おはようございます

 

代表手登根です

 

昨日は、琉球大学から実習生が来たり

 

県外から移住される方が沖縄到着したり

 

今後に向けて楽しくなりそうなことばかりでした

 

そんな中、児童デイの運動プログラム

 

ある事業所さんに訪問したんですが

 

知的当事者のお子さんに

 

周りが嫌がる行動を取りたがる方がいます

 

例えば、人を叩く、物を散らかす、投げるなどなど

 

一般的には怒られる行動がよくあります

 

叱りたくなりますよね~

 

でも、これにはしっかりとした理由があるんです

 

まずは、コミュニケーションの課題です

 

その当事者のお子さんは

 

発語がうまくできません

 

自分の想いや考えが、相手に伝わりません

 

その部分を『補う』ために

 

コミュニケーションの方法として

 

そういった行動を取っています

 

あと1つ、他の人に振り向いて欲しい

 

見て欲しい、かまって欲しい

 

そんな想いもあり、行動に出るのです

 

通常であれば、叱りたくなりますし

 

やめさせたくなりますよね~

 

昨日も、その対応について

 

事業所のスタッフさんと話をしましたが

 

まずは、人に危害が加わる場合は止めさせることは当然として

 

それに対して、目くじらを立てない

 

止めさせたあとは、あえて無反応を装う

 

その他の、散らかす、投げるなどの行動にも

 

無反応を基本とした対応を取る

 

その変わり、人の話を聞けたり

 

物を大切に扱ったり、友達と仲良く遊べた場合に

 

大きく褒めていく、評価していく

 

そういった対応にしましょうとなりました

 

こういった当事者さんの場合

 

悪い行動を取った時に、こちらが過剰な反応をすると

 

悪い行動が『強化される』ことが多いです

 

悪いことをすると、人の気を引ける!

 

そうなってしまうんですよね~

 

そういったことにならないように

 

対応を特別に変えていく必要があり

 

少しずつポジティブな行動に『変換』していく

 

周りの対応としては、忍耐が必要ですし

 

今まで以上に、細かく様子を見なければいけませんが

 

これが近道だと私は考えています

 

長い時間がかかるかもですが

 

そのお子さんの成長にも注目していきたいです

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